2006/07/17 葉山ボートで死にアジヤエン&エギング Get1.58kg

投稿者:タカ

同行者:YM

●YM
やえん:Hit/投入/get=0/0/0
エギ:EGI/GET=アオリーQ/1.58kg

●タカ
やえん:Hit/投入/get=0/0/0
エギ:EGI/GET=0/0

未明から駐車場にはアジバッカンからブクブクの音が響いていた。


前日の夜の釣りの沼津で暗闇の中後片付けをしている時のこと、強風の為にヤエンを途中で諦めエギングに没頭したことから、バッカンの中にはアジが10匹以上元気に泳いでいた。

ヘッドランプを付けたままこちらを向いたYMは自問自答するかのように言葉を発した。
「アジ結構残っちゃったね。明日葉山で泳がせたらどうかなぁ?」
まぶしさに目を細めながら僕は一瞬言葉を詰まらせ、そして、条件反射的に発した言葉は「おおっ。いいねっ。」最早制御不能です。

この後奥様との臨時協議・交渉の結果どうにかOKにこぎ着けたのでした。


朝4:00に起き葉山に目指しました。今日はボートでヤエン&エギングです。
6:00頃にボートの受付をして、重たいアジバッカンを持ってボート乗り場に着き海水を入れ替えようとしたらなんと、昨日まで生きていたアジがお腹を上に向けて死んでしまっていました。夜は生きていることを確認して、バッテリーまで変えたのに・・・朝も気配は感じたのに。ガックリでした。orz

#申し訳ないYM。でも車乗る前に死んでいるのを確認してしまっていたら、釣行が中止になったかも知れないので許してネン。

気を取り直して、死にアジヤエン&エギングと相成りました。
エンジンボートに引っ張られかなりの沖まで行きました。場所は名島の鳥居の脇あたりです。釣り場についたのは6:40~50ぐらいでした。店員が言うには「7:00-7:30」「10:00-10:30」が地合とのこと。
この地合を逃すものかと、とにかくシャクリまくりました。当初深いところを攻めていたのですが、海草類が引っかかるわけでもなく、異常なしです。7:20頃我慢できなくなり浅場へのポイント変更をしました。アンカーの感じだと、深さは多分5mぐらいのところにボートを移動しました。ここで、YMは掛け上がり方面を攻め、私はさらにシャローを攻めました。

静かな海面に浮かぶボート。シャクりと共にキュ、キュと音が静かに響きます。

その時でした、決して慌てることの無い落ち着いたYMがいつもの如く静かに言いました。
「きたみたい」
振り向くと竿を絞り込まれているYMがいました。
そして、YMは続けて「糸が巻けないよ、ドラッグ強くしてもいいかな?」と慌てる様子もなく淡々とファイトを繰り広げています。
 そして、ボートの15mぐらい先にポッカリ浮いてきたのはこれまたナイスサイズのアオリイカでした。大急ぎでギャフの準備をしました。
ボートでの取り込みは想像以上に危険です。寄せてきたアオリイカのジェット噴射がなんせ同じ目線にあるわけですから。。。近くに寄ってきたアオリは大量の墨を吐き、もうちょっと近かったら完全に全身真っ黒になってしまうところでした。二人ともこっち向けないでなどと言いながらどうにかギャフをフックさせることができました。

GETしたのは1.58kgのナイスオスアオリでした。


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エギング初めて3度目の釣行で初アオリをGETし、そしてその翌日には1.5kgオーバーを釣り上げるとは恐るべしYM!

この後、私もシャローから掛け上がり狙いに切り替えました。ちょうどこの時間帯に他のボートでも、ポロポロと立て続けにアオリをキャッチしました。多分、ここで釣っていたエギンガーの30%ぐらいの人がgetしたのではないかと思います。

この時間帯だけ。本当にこのときだけです。アオリが出たのは。。。
この地合を逃した私は、このあと必死にシャクリを繰り返し、死にアジを投げ込むが一切の異常はありませんでした。(T T)rz...

9:00ぐらいに奥様から電話がありました。
「YMがかなりいいサイズを釣ったよ。ラッキーぶりを発揮しているよ。」こんな会話をし電話を切りました。
これを聞いていたYMは、「これだけ釣ったらもう、ラッキーじゃないよね。」と、YMの静かに熱い一面を垣間見ることになりました。

この後もヤエン、エギ共に異常は無く11:00になり敢え無く納竿となりました。
かならずリベンジすると私は誓いました。

あの地合を攻められるだけでも、ボートを利用するというのは「あり」ですね。


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