070501 沼津某堤防ヤエン、エギング




投稿者:AN
同行者:KN(兄)
釣果:AN→アオリ4杯(1.1kg×1、500g×3)
   KN→アオリ2杯(500g×1、メンチ×1)

当日の天気予報は最悪だったが、先日の平日の混み具合を見ているだけにむしろこの天気で
空くことを期待していた。
7時ごろ釣り場に着いたが、やはり中~先端は混んでいる。
イカも多いが、カゴも多い(マダイ?)。
いずれにしても入れないので根元から始める。
この日行ったのはヤエンとエギング。
ヤエンはここでは根元のほうがやり易い。とりあえずアジをつけてキャストした。
糸ふけを取る間もなくいきなりガツン!まだドラグ調整をしてなかったのでいきなりもってかれて
外れてしまった感じ。ラインを張って聞いてみたがアジのプルプルは無い。
回収すると、アジの後頭部は深くえぐられ、痙攣していた。イ、イカだ・・。
急に心拍数が上がる。すかさずアジを付け直し、もう一度同じところへキャスト。今度は
ドラグをフリーにして様子を見ると、またしてもひったくられるようなヒット。
一撃で頭を落とさん勢いだったことを考えて、ヤエンはちょっと早めに打った。
しかし、今度はヤエンのスピードを殺すのを忘れてイカに当ててしまたようで、
そのまま離れてしまった。
ヤエンを打ってばらしたのを見てたエギ師がなんとなく俺のところへ近寄ってくる。
取られてたまるか!
すかさずアジを打ち直す。しばらくして再び乗った。三度目の正直、今度は
確実に食わせることにした。ヤエンを打って竿を寝かす。強い突進でドラッグが出る。
なんとか持ちこたえた(汗)・・。ゆっくり巻くと大量の墨を吐きながらイカがあがってきた。
最近購入したギャフで兄に取り込んでもらう。久々のヤエンでの一パイに感激!!
500gだった。
その後はヤエンのアタリはぴたりととまり、天気も予報どおり嵐の様相を呈してきた。
午後になり先端の人たちが帰り始める。幸い濁りはないが、潮の流れが早くアジが泳がない。
結局ヤエンはあきらめ、堤防内側をエギで探っていくことにした。係留ロープの位置に気を
つけながらロングキャストし、シャクってくる。堤防中部でシャクリの途中でひったくられるような
感触が。乗った!500g前後のアオリ。13:30だった。
このころ先頭が空いたので荷物を持って移動した。
16:30時ごろ、兄がコロッケサイズと500g前後のアオリを仕留めた。初のエギングで初のアオリだ。
かなり感激した様で、どうやら完全にハマッた様子。
同じポイントでフォーリングの最中にゴクゴクッとしたアタリがあり、ガッチリ合わせて乗せた。
同じく500g程のアオリだった。
実は今回エギングロッドを新調した。今までも決して安いロッドだったわけではないが、
あまりの違いに正直びっくりした。いままではシャクる時になんとなくフン!と気合を入れてシャクる
感じだったのが、今はテンカラでも振るようにやれてしまう。そしてメリハリが付く分、エギの
動きをイメージし易く、楽しくなる。最初からカラマレにしておけばよかった・・。
17時を過ぎて周囲は雨も止み、風もおさまり、ベタ凪状態。
最高の時間を迎える。このままでは終わらない、クライマックスの予感。
堤防の外側でロングキャストを繰り返していると、エギの着底で出るラインの糸ふけの後に、
ラインがスーッと持って行かれる変化があった。力いっぱい鶴田のバックドロップのごとく
全身で合わせる。乗った!!
今までとは全然違う引き。強烈な走りにドラグは鳴る。ロッドを立ててそれに耐える。
ゆっくりポンピングし、ようやく水面にあがってきた波打つ茶色いエンペラを見たときは正直
昆布の塊かと思った。昆布は走らないからと言い聞かせ、近くに寄せると右へ左へと
ジェット噴射で抵抗する。否応なくイカギャフが炸裂し、あえなく取り込まれたのは
1.1kgのオスのアオリだった。昆布ではなかった。夢にまでみたkgオーバー、やはり激烈だった・・。