マグロ?@近海

投稿者:YM

最近絶好調のTAKA!

なんたって3連続のマグロキャッチ!(鮫にやられたのも入れてだけど・・・笑)

それに対して、何とかマグロを釣ることができたYMとゴッチ。(悔)

TAKAは、毎回バイトがある。

そしてバイトの8割以上の確率でフッキングに成功しているかな?

元々、3人の中では最も釣りは上手だけど・・・

外房ヒラマサでは厳しい結果を叩きだしていたTAKA。

でも、最近は別人・・・

この差は、何だ?

ルアー?

リトリーブ?

シンキングの時のフォール?

キャストの場所?

そもそもセンス?

『うぁ~だめだ。考えれば考えるほど分け判らん!』

『分からないから釣り場で考えよう♪』

で、行ってきました。

でも、今回はマグロが更に身近な海に入ってきたと言う情報をキャッチしたので超近海へ。

近い海だと出船時間も集合時間も遅くて体には楽だ。

後は、釣果だけだね。

朝、5時半に出船。

初めての船だったがポイントまでは、1時間位らしい。

ノンビリと船上で転寝としていると、出航から30分ぐらいで船長が船を止めた。

目の前に大きな流木が漂っている。

シイラいるかもしれないからやってみて』との事。

乗船者は、それぞれペンシルを投げるが、俺は2本の竿ともシンキングペンシルをつけていたので、ボーッと見ていた。

数投しても反応がないので、マグロ狙いのポイントへ

しばらくの間は、鳥はパラパラと飛んでいるだけ。

固まる気配が全く無いが、暫くすると遠くで大きな鳥山が作られつつある。

すると船長が鬼のようなスピードでそのナブラへまっしぐら。

『 落ちたら、死ぬかも・・・(怖)』 と思いつつもナブラに間に合った。

マグロが跳ねている。

一面、ボイルだらけた!

でも、鳥が多い!!(泣)

『 運が良ければ、鳥には引っかからないだろう!』 と思い皆キャスト!

俺も、フルキャストしてボイルの進む絶好のポイントへ投げた(つもりだけどね)。

すると直ぐにラインを引っ張られるあたりがあった!

ラインは空へ一直線に引っ張られる!

ハイ、一投目で鳥ゲット(大泣)

絶好のチャンスなのに~

鳥は、ラインに絡んで全く取れる気配が無し(泣)!

しかたなく、船上にあげてラインを解く。

首に絡まっていてカモメはちょっとグロッキー気味。

素早くラインを外したが、すでにナブラは無くなっていた。

周りもライントラブルなどで絶好のナブラを取り逃がしてしまった。

船長も『 今ほどのナブラは今日はでないと思うよ・・・』と言っている。

確かに絶好のポジション・船が惰性で動いていてもフルキャストで充分届く絶好の距離であった。

その後も、何度かボイルを見つけキャストするが、何しろ鳥が多い。

TAKAもゴッチももれなくカモメをゲットしている(笑)。

TAKAは慣れたもんで、カモメの首ねっこを手で軽く握り素早く逃がしている。(笑)

暫くナブラ撃ちを数回やっているとパヤオのそばのボイルで同船者がHITさせた!

しかし、5秒程でラインブレイク!

飲まれたらしく、あっと言う間に切られたらしい。

鳥山はあちら此方にあるが、跳ね出しが見えなくなってきた。

鳥は、海面に首を突っ込んでいるし、フォール中のシンキングペンシルにイワシがかかる事もあるが、狂ったようなマグロの跳ねだしは見えなくなってた。

11時過ぎだろうか。

鮫付きナブラを見つけキャストをした。

俺はシンキングペンシルをボイルの奥5m程に投げ、フリーフォールでカウントダウンをした。

『1秒、2秒、・・・』

5秒の時に竿先グッと押さえ込む引きを感じ、反射的に合わせを入れた。

一気に竿のバットまで曲げる引き込みをしてリールが唸りを上げ始める。

『ギャギャギャーーーーーー』

『 よっしゃ、HIT!!!』 思わず叫んでしまった(笑)

最初のランで50m位ラインを引き出された。

よし、マグ美ちゃんだ(嬉)。

『 会いたかったよ~』 とニコニコしながらドラッグが出す音に悦楽を感じる。

TAKAがジンバルを腰に巻いてくれて本格的なファイト開始!

腰を落として、力強くポンピングを開始する。

でも、なんか何時もと違いシックリと来ない。

すると、5分もしないうちに俺がバテ始めた。

『 なんで?どうしてこんなにバテているの?』

何とか、船の下40mぐらいまでリフトアップさせたが、そこから全く上がらなくなってしまった。

そして、ついにイスに尻餅をして立ち上がれなくなってしまった。

さっきまで、振っていた雨はいつの間にか上がっている。

レインスーツを上下着ていた俺は、暑さでもグッタリしてきた。

『 アチ~ キツイ~』 何度言ったことだろう。

尻餅をついていると竿の角度が立ちすぎてロッドに過度の負担がかかってしまう。

ゴッチが『 あぁ~チョット竿やばそうだな』 と教えてくれるが、どうにもできない。

その時、狂ったようにラインを水中に引き込まれた。

反射的に力を振り絞り、立ち上がってロッドを水面の下に向けた。

ドラッグは狂ったように唸っている。

そんな事を繰り返しながら、何とか残りライン15mまで巻き上げた。

すると今まで下向きで泳いでいた魚が横に走り、目の前に背鰭を見せた。

思わず『 背鰭が見えた!!』 と叫んでしまった。

でも、直ぐに頭の中で

『 ???背鰭???マグロは回ってあがるけど背鰭見せないぞ』

鮫確定です。(大泣)

しかも、2m弱位ありそう。

『 はぁ~』 と船上で溜息が上がった後は、敗戦処理の投手の気持ちと一緒なのだろうか?

一気にモチベーションが下がってしまった。

しかも、エラの辺りに擦れがかりをしているらしく、浮き上がってから全く寄ってこない。

ずーっと左周りをしているから、巻き難いし。

疲労度合いと時間を掛けると周りの乗船者に迷惑をかけると思い最後は、10m程寄せてラインカットを船長にしてもらった。

いや~マグロでないのは、かなり残念だったが、それ以上に早々にバテバテになったのが

情けなかった。 あんなに早くバテタ事無かったのになぁ~。

釣りの前に基礎体力付けないとだめだな。

また、別の課題を発見です。

マグロの道は遠いなぁ~