2010/6/28 クロマグロ

最近マグロが好調ということから、マグロ好きとしては何とか釣って食

べたいと、軽い気持ちで早速予約を入れた。

3日前に釣具屋に行き、どんなタックルがいいのか?ラインは?ルアーは?アクシ

ョンは?など1時間以上質問攻めにして準備万端のはずが。。。不安要素ばかりが膨

らんでしまった。「ヒラマサのタックルでもパワーがあるものでないと厳しい。ラ

インは5号300mぐらい必要」等、予想以上に釣れているマグロはでかいようだ。

一方、自分のタックルは、ヒラマサ用のキャスティングロッドの中でも関東で言

う中パワーとリールはダイワの4500でトラブルを減らすべく、5号150M程度とい

ったタックル1本だけだ。

 

時間も無いので、この1本だけを持って当日船に乗り込んだ。

 

朝4:00出船で南沖に着いた後、2時間ぐらいは全く鳥が固まらない。クルー

ジングをし続けた。ナブラ打ちの釣りは初めてだったので正直厳しい釣りだと思っ

た。

 

9:00頃 ようやく鳥が固まりだしたようだ。今までにないスピードで船はナ

ブラに突進していく。そして、アングラーも思い思いにルアーを投げ込む。テレビ

で見る大間のマグロ釣りの様なこのシチュエーションに、正直最初は呑まれてしま

った。

 少しずつ自分のペースを掴み、思うところに投げられるようになって来たこ

ろ、今までになくしっかりと鳥が纏り、デカイ魚がガバガバやっているのが確認

できた。

 船の余力でナブラがちょうど自分の前の方に来た時に、思い通りルアーを投げ

込む事が出来た。そして、スラッグを取って、1、2回アクションさせると一気に

ラインを持っていく!!来たぁ~~~~!!!

 

かなり強めに設定したドラグがバリバリ出されやり取りが始まった。

 

 

魚が突っ走ったらひたすら耐えて、巻ける時には兎に角巻く。この繰り返しだ。

10分後ぐらいだろうか、今まで以上に突っ走り、120mぐらいのラインが一気

に出された。残りのラインが少ないのでドラグをさらに締め止めに掛かる。そこ

で、止まった。

後はゆっくりリフトを続けたが、上がってきた魚は顔だけしか無かった。鮫にや

られてしまったようだ。

 

疲労感から声も出ない。一気に力が抜けてしまった。

 

この後もひたすらナブラを打ち続けるが、これと言ったチャンスが来ない。左手

の握力も戻らないままで、基礎体力の無さに闘争力も失せてしまった。

 

そして、最後の最後に良いナブラができた。

 

ミヨシの人が掛けた。さらに、このファイト中に、ナブラが目の前で発生!

逆ハンドで投げた為に後5mが出せなかった。左隣の人がかぶせてきて、アッという間にヒット!

 

この2匹は無事に取り込むことができて、42キロと35キロのクロマグロだっ

た。

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今回の釣行は、アツすぎでした。

マグロのナブラの迫力はテレビとは雲泥の差で、自分の目の前で自分ぐらいの魚

が興奮して暴れている姿は迫力満点!

そして、そこにルアーを投げ込んだ時のドキドキ感。

当分、忘れられないでしょう。また、リベンジに行くぞ!!

 

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一番下がオイラのマグロ推定20kg。次は体付きでお願いしますぅ。

タカ: クロマグロカブト 5kg

YM、ゴッチ: B