2009/03/31 天草エギング




ANです。ネット開通の遅れと諸事情で投稿がだいぶ遅れてしまいましたが、薄れる
記憶をたどりながら報告します。
さて、このたび4月より転職が決まりまして、九州は熊本県南部宇土市へ引越してきました。
人生一寸先は闇と申しますが、意外と思ってるようになるもので、昔からな~んとなく
きれいな海の近くに居を構え、仕事帰りにちょっと竿を出して
夕まづめを狙ってから帰れるようなライフスタイルにあこがれていました。
決してそれを目指していたわけではないけれど
気がつけばそんなが状況にありました。

さて、引越しの片付けもひと段落したので、天草周辺をエギングしました。

熊本県の面している海は有明海で、干潮時には数キロ先まで干潟になります。
宇土半島という真西へ数十キロ伸びた半島の最先端から天草市に入ると
多数の小島が点在するようになり、それぞれが立派な鉄橋でつながれています。
中でも比較的広い島が天草上島(かみじま)、下島(しもじま)で、
最も西側が下島といいますが、ここに出て初めて暖流の外洋潮が入るようになります。
釣具屋に聞いたところ、下島まで行かないと本格的な
アオリは狙えないとのこと。この日は当初そこを目指しましたが、
宇土半島根っこの我家からスタートして下島まで、下道で百キロ以上あります。
家を出たのが午後ということもあり途中で断念。
途中の堤防を一つ一つ狙うことにしました。墨跡らしきものは確かにあるけれど数は少ないし、
なにしろ小さい。アオリではなさそうです。
この日は潮が引いていたので、なるべく水深のありそうな漁港を探しました。
三角(ミスミ)近くの漁港に目をつけてキャストすると、着底と同時にもっそりともってかれる
アタリが。合わせてみると明らかに何かが乗っている、が、走る感じはない。あげてみると丸々と
膨らんで怒っているスミイカちゃんでした。結構いいサイズでおいしそう。
続けてキャストするとすぐにまた乗りました。ただ今度のは小さいのでリリース。
しかしこれがいけなかった。この小さい体のどっからこんなに出るんだというほどの
墨を撒き散らし、それのせいでかアタリは完全に止まってしまいました。
日も暮れたし、腹も減ったんので納竿。

次は下島!結局釣れなかったけど・・。

p.s. 宇土半島から望む、有明海に沈む夕日もアップします。