2006/07/01 沼津某堤防

投稿者:AN  アタリ/ヤエン投入/get : 1/1/0
先週に引き続き沼津某堤防へ行ってきました。
今回はタカ氏と共で、16:00~22:00の夕マヅメ~夜ねらい。
先端付近の内側で始めたものの、潮は堤防に平行、つまり真横に強く流れており、
押し流されたアジは遠くで表層に浮いてしまう。
なので外側に場所を変えたが、両脇がダンゴ釣りでスペースも狭かったので、とりあえず
ヘチ狙いからスタートした。横に流されたアジを引き上げ、もう一度アジを打ち込んだ
そのときだった。勢い良くもぐっていったハズのアジの振動が急に消えて、細かい震えに
なり、やがて消えた。まさかと思って聞いてみたらゆっくりした揺らぎと共に
ずっしりとした重み、そして下を見たら水深2m程のところに、自分のアジを
抱えたキロ近いアオリイカがいた!!落ち着け、落ち着け。
とりあえずそのままサスペンドさせて、十分食わせることにした。
しかし、そこでちょっと焦ったのは、足元のイカへのヤエンの打ち方だ。
全く走る様子もないので、この位置のままヤエン投入することになるだろうが、
このシチュエーションはイメージしたことがなかった。
そんなことを考えながら数分後、自分が横に移動してラインをつまんで
ヤエン投入をしたのだが、ここで重大な過ちをしていたことは知る由もなかった。
サオを横に倒してラインのたるみを調整して、ヤエンの勢いを殺しながらイカにヤエンを
近づけた。いよいよサオを寝かしラインを張り、掛けに入った。ドクッ!ドクドクッ!!
強い締め込み!乗った!ゆっくり上げてくると、明らかに先週より一回り大きいアオリが
あがってきた。そこでようやく過ちに気づいた。タモを準備してなかったのだ。
離れた場所で釣りをしていたタカを大声で呼んだが、風が強くて気づかない。
何回か呼んだ後、おそらくタカのほうを向いてるときにラインを一瞬たるませてしまったみたいで、
ばらしてしまった。そしてヤエンと首を切られたアジが帰ってきた・・。

食い込ませてる段階でタモを準備し、タカを呼びに行くべきだったとか、反省点は尽きないが、
逆に言えばこの釣りには冷静な判断力を一気に消し去る、強烈な興奮があるんだよね。
というわけで、この日のイカの反応はこれが最初で最後だったんだけど、
全体的にイカの数も少ない感じで、沼津の春アオリはもう終わりといった様子でした。

ちなみにあたったのは4時半ごろ。先週とほぼ同時刻でした。過去の記録から見ても
おそらくこの時間帯が多かったはず。潮もあるかもしれないが、これがここの
ベストタイムなのかも。